当社は、1974年の創業以来、『花を通して儀礼文化の継承に役立ちたい』という想いのもと、ご葬儀で使用する祭壇を生花で装飾する「生花祭壇事業」を主力に、生花卸売事業、ブライダル装花事業とともに成長を遂げ、2006年には業界ではじめて株式を上場しました。

特に生花祭壇事業では、これまでに培ってきたノウハウや技術力はもとより、時代のニーズに合った商品提案を続けてきたことにより、その柔軟な対応力にお客様からは高い評価をいただいているものと自負しております。

近年、葬儀規模の縮小化、婚姻件数の減少傾向はさらに強まり、中には花を使わないケースも散見されるようになりました。儀礼文化で花が使われなくなるということは、花業界全体の衰退にもつながります。

このような状況の中で、ご葬儀や結婚式などの儀式において花を飾るという文化をいかに守っていくかはもちろんのこと、花業界が抱える課題に対しても、「変化する時代への対応力」が強みの当社だからこそできることや果たせる役割があると思っています。

この使命感のもと、私たちは自社の成長のみならず、様々な課題に直面している業界全体が持続可能かつ成長していくためのあるべき経営の形も追求し、そして花のあふれる理想の社会づくりに貢献してまいりたいと思います。